LunaLarmo−カンショ村大騒動−
勇者――
それは伝説の剣に選ばれし
世界で唯一無二の存在
今に残る伝承によると
勇者は人々に豊穣をもたらすという

……だが、
剣に選ばれたのは
嫌味ったらしく使命感のない
カンショが好きな男だった

これは性格に難アリな勇者と
その仲間の盗賊と少女が
森ので迷った時の物語である
作者HPの本編が読めます。
(本作は書き下ろし作品なので、
同じ内容のものはございません)
本作『LunaLarmo-カンショ村大騒動-』の試し読みができます。
キャラ紹介
クロミヤ
本作の主人公。
ただ一人この世で伝説の剣を扱える勇者。…なのだが人を馬鹿にしたような態度や嫌味な言葉には、 勇者としての自覚もなければ使命感も全く感じられない。 伝承に則って大橋へと向かう旅をしているものの、 寄り道は日常茶飯事。
カンショ(サツマイモのこと)が大好物。特に焼き芋には並々ならぬ情熱を注いでいるため、 スイートポテト派のピピコと白熱した議論を交わすこともしばしば。
旅の途中で迷った森で焼き芋の匂いを嗅いだことから本作の物語は始まる。

備考:ドヤ顔に定評がある
ムーサ(ムーンサルト)
主人公の仲間その1。
世間を騒がせたルーナラルモという盗賊団の3代目頭領(ただし手下は一人もいない。絶賛募集中) なのだが、現在はパーティの料理とツッコミ担当に成り下がっている。 とある騒動を切欠にクロミヤと旅をすることになった。
盗賊だが真っ当な思考をしている常識人。日々繰り出される勇者と少女のイタズラやボケの数々に 頭を抱えている。苦労人。
ちなみにカンショはダイガクイモ派だが特に知られていない。

備考:名前が長いのでムサ男やムーサと呼ばれている(ムサ男はとても不本意)
ピピコ
主人公の仲間その2。
身も心もまだまだお子ちゃまな少女。 道端で行き倒れていた時、勇者パーティに荷物を盗られそうになった助けてもらったのが切欠で旅に同行することになる。
世間知らずで好奇心旺盛。よくクロミヤの真似をしてムーサをからかっているが、何故か専門的な知識やナイフを使った剣術を身につけている。
カンショはスイートポテト派。焼き芋派のクロミヤはよきライバル。特におやつ時になると、どっちを作ってもらうかで 勇者と白熱した議論を繰り広げている。

備考:物語のヒロインと思われるが、主人公がアレなため恋は芽生えなさそう。
カンショ
サツマイモのこと。
本作の鍵となるアイテム。勇者の大好物。
この世界で広く栽培されている。様々な調理法があるが、クロミヤのイチオシは焼き芋にして食べること。 勇者が訪れた一部地域では、そのご利益にあやかって焼き芋ブームが巻き起こっている、らしい?
ちなみに勇者一行の料理を担当しているムーンサルトは、そろそろ食べるのにも作るのにも飽きてきたとか。
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